10/20 長井 嫉妬のマネジメント2025

お疲れ様です。6年の長井です。

本日の練習はPRでした。自分は3:40/kmで8000m行いました。涼しい中での練習が増えてきたので、本日も取り組みやすかったです。寒くなり過ぎない前に有酸素のベースを鍛える良い時期だと思いました。

私のグループは昨日MDCに出ていた方々がお休みだったので、人数は少ないながらもいい練習が出来ました。

MDCに出られた方々はお疲れさまでした。東北学生記録更新ということでおめでとうございます。改めて、レベルの高い環境で練習させてもらっているなと感じました。

私は8月の東医体明けで半分引退している身ですが、9月の東北総体、仙台大学競技会、10月の東北学生個人はどれもいいレースができました。今年が最終シーズンとなりますが、一番いいシーズンを送れているのかなと思います。今後もいくつかの記録会にエントリーしているので、準備して臨みたいと思います。

自分含めて納得のいく競技の終わり方について考えることがあると思います。私は大学4年の頃から、どこかの記録会で自分の出来る走りをして、それが結果的に(勝手に)引退レースになっているんだろうなと考えていました。今の自分の状況と照らし合わせてみると、考えていたことは意外と現実になるんだなと思っています。また引退するときに思い返したいです。


記事を書く機会が残り少ないと思うのでよく考えていることを書こうと思います。

嫉妬の感情はほとんどの人が共通して持つ感情だと思っています。自分は、寝ている時間はどうしても嫉妬できないので1日16時間くらいでしょうか。それはさすがに嘘ですが、よく考える機会があります。真剣に考えるようになったのは去年くらいです。

嫉妬の解決には3つほどあると思います。それに追いつくか、相手を引きずり下ろすか、視野を広げるか、です。2つ目についてはただ非生産的なので書くまでもないと思いますが、一番労力が少ないので、そういった行動に走っていないか自分を見張るのが大事だと思います。

1つ目の追いつくに関しては若いうちは有効な手段だと思います。体力のあるうちに頑張るというのは大事だと思います。

自分を行動させる原動力にはなってくれます。往々にして嫉妬しているのは相手にバレますが。

ただ、人生やライフステージが進んでいくにつれて、自分の進んでいく道が決まっていくと同時に、選ぶことのなかった道についても考えることがあると思います。特に自分が上手くいっていないときには、より他人が羨ましく見えると思います。その際に有効だと思うなのが3つ目の視野を広げることです。

私は、「自分が死んだ後にその人に生まれ変われるんだから今はどうでもいい」と思うようにしています。

私は死んだ後の世界は存在すると信じています。これは、視野を広げるために出てきた考え方なので、何かの宗教に依拠しているとかそういうのではありません。

死んだ後に誰かに生まれ変われるとしたら、とりあえずは自分の人生にフォーカスを当ててみようと思えるので、今の人生をよりよくできるかもしれないというモチベーションにつながります。こうして自分自身を改善していくうちに、知らないうちに嫉妬感情も消えていくものだと思います。

それでも今のところ、生まれ変わりたいと思う人が2, 3人います。1人は中学時代、残りは大学生活で出会った誰かです。おそらくこのブログは読んでいないと思います。

この考え方をすることで、私はどんな程度の嫉妬感情も払拭できているので、今のところは最強な考え方だと思っています。皆さんなりの視野の広げ方がありましたら教えてください笑


最後に、自分は陸上競技に関して嫉妬することは完全になくなりました。それは、自分が引退が近くなって先が見通せるようになったこともあるし、これまで周りを見てきて競技力が伸びる時期は人によって全然違うというのを感じ、直近だけを見て人と比べることに意味があるのかな、と思うようになったからです。

自分自身の競技力だけではなく、競技に対する考え方も成熟していくものだと思います。

私は、競技に対する考え方がある程度固定されてきたように思えるので、引退の準備はいつでもできています。逆に言えば、いつでも引退してもいいっていう気持ちを持っているからこそ、今シーズン割とうまくいけたのかなとも思います。

陸上競技は、純粋なレースでありながら、対人戦から一歩引く取り組み方もできるため、他人との比較にあまり悩まなくていいという、不器用な人にとって優しい環境ががあると思います。

遅くなりすみませんでした。