3/8? 長井 春合宿中失礼します
お疲れ様です。5年の長井です。内輪で勝手に10000文字書くと決めていたら、春合宿組のブログに差し込む形となってしまいました、すみません。そもそも10000文字も行きませんでした、すみません。
タイミングないかもしれませんが、合宿中の暇なときに見てください。
自分はタイミングが悪かったり医学科の変則的なカリキュラムのせいで、大学時代は1度も合宿を経験せずに終わりそうで、合宿の思い出と言えば中高時代に戻ることになりますが、家以外の場所であまり寝ることができない性質のため辛かった思い出が強いです。大学以降、合宿以外の場面でも例えば試合で泊まるような機会が増えましたが、そういった場面でも緊張も相まって寝られずパフォーマンスがあまり良くないような気がします。去年からは枕を持参するようになり多少は改善されたので、今年も何らかの工夫をしたいと思います。
とはいえ合宿の嫌な思い出を書きたいわけではなく、陸上部のインスタの投稿やブログを見ている限りでは、みんな楽しく頑張っている様子が伺えるので良いなと思いました。こういった経験ができるのも大学生が最後だと思うとさびしいですね。
本日(3/8)の練習は 1000m×3 r=5分 でした。設定は前の集団は2:50/kmからの5秒上げあたりでやっていたのかなといった感じです。長距離パートから遠征が来ていることもあり、かなり盛り上がってて楽しそうでした。
自分は年明けから腸脛靭帯をケガしてしまい、全体での練習には参加できないでいます。先週あたりから練習を再開し、今日は医陸の400mインターバルに軽く混ぜて頂きました。ありがとうございました。
月曜日(3/3)のブログを見て思いましたが、4月から(とは言っても2週間前から実習が始まっているので実質的には今もそうですが)自分が6年生になるということで、ありきたりですが早いなーという感じです。よく医学科の同級生やその他の人と昔話をするときに、「3年生(2022年)まではコロナ渦だったから記憶がない」と、自分が何もしてこなかったことを誤魔化していますがそれでも早いです。4年生以降の後悔はメタ的に見ればほぼ無いのでまあいいかなという感じです。
他の専攻と比較して…というわけではないですが、個人的には医学科の6年間というのはモラトリアムにあふれるなと感じます。こういうことを書きすぎると炎上するので控えめにしますが、利確的な側面があるし、競争圧も他学部に比べて低い気がします。これまでの大学生活について、周囲の人に助けられながらという面はもちろん多くあり、感謝しています。低学年の人たちを見ると、何かに熱中してそれなりの形にする、ということができるんだなと思って羨ましいです。自分もまだ1年あるから何か頑張ろうかな。
もう少し昔に戻って受験の話題にしたいと思います。
今の時期は国公立大学の前期日程の合格発表が行われた直後だと思います。高校生でこのブログを見ている人がいるのかは分かりませんが、まずはお疲れ様です。コロナ前(-2020年度入学)と比較して、それ以降(2021年度入学-)は受験に必要な負担がより一層重くなっているなと感じます。特に東大理系の難化をはじめとした、理工系学部の偏差値上昇が止まらない気がします。自分が今の受験生だったらと思うと少し怖いです。
無事に合格した人の中で、受験勉強をある意味ゲーム的な側面でやっていた人は多くはいないと思いますが少しはいるんじゃないかなと思います。自分もどちらかと言えばそのような感じでした。楽しかったわけではありませんが、苦ではありませんでした。
大学入学前の中高生の頃はどうしても勉強することが生活の一つの軸として存在していると思います。ですが、春休みに入って改めて時間がたくさんあるという状況に置かれたからこそ、自分が何をするときが一番幸せなのかを改めて考えてみたり、自分の得意と好きの違いを考えて見たりするのもいいと思います。
↓ 自分の「得意」と「好き」が何かわかる (YouTube)
自分のような、受験勉強が特につまらなくはなかった人たちは特にですが、受験勉強的な勉強からの脱却を目指して欲しいなと思います。そもそも勉強からいったん離れてもいいと思います。
自分は2020年度入学で、新型コロナウイルスが広まりつつあったことがありましたが、家で高校生物とTOEFLの勉強をしていた記憶があります。もっと力抜けばいいのに。TOEFLの勉強に関してはやらないよりかはましだったなと思いますがどうなんでしょう。少なくとも春休みの時間を使ってやる必要はなかったと思います。
せっかくなので自分今気になっているものを書いておきます。
(マンガ)
・血の轍 | 押見 修造
・みいちゃんと山田さん | 亜月 ねね
(映画)
・PLAN 75
・ソウルフル・ワールド
・アフターマス
(小説)
・おしまいの日 | 新井 素子
・対岸の彼女 | 角田 光代
・殺戮にいたる病 | 我孫子 武丸
・向日葵の咲かない夏 | 道尾 秀介
(評論他)
・コウモリであるとはどのようなことか | トマス・ネーゲル
・責任と物語 | 戸谷 洋志
・大河の一滴 | 五木 寛之
・人間の本性を考える―心は「空白の石版」か | スティーブン・ピンカー
今となっては当たり前だし自分が異常者なだけですが、大学で話したりする友達や部活のメンバーなど、日常から普通に接している人も、入学前は同じ志望校の競争相手で、みんな一定の基準を超えてきている人たちなんだなと思うことがあります。
自分は雑談をするときに、自分自身が受けてきた教育の影響などについて話し合うことが超たまにありますが、受験は一応平等とされているけど自分の頑張りとかでは収まりきらないことが結構あるよね、とかよく思います。
普段から会話をするときに入学以前の話題になって、それぞれ辿ってきた出来事について話す人はそういないですよね。知らんけど。入学してすぐは少し話題になりますかね。今でも内心ではあまり話したくないけど話題にノってくれる人はありがとうございます。
数学を勉強するときに青チャートやFocus Goldを経由しない人、独学で物化を仕上げた人、理系でセンター試験(現: 共通テスト)の社会科目で世界史や日本史を選択する人…、高校生の自分からすればすごいなといった感じです。あ、「無機化学」というアプリはよく使っていました。おすすめです。
他の人と話をする中で、自分が特に影響を受けてきたなと思う一面として、「洗脳」というものがあったかなと思います。自分が初めて受験を経験したのは高校受験で、塾にも通わせてもらいましたが、その3年間で受けたものは結構大きかったかなと思っています。
実際、中学生はまだ子供なので自分が取ることのできる選択肢を十分に理解していない可能性があって、塾に入ることによって受験のレースに乗せてあげることは悪いことではないと思います。
仮に高校受験で失敗しても大学受験につなげられるとも思います。自分は公立高校に行きたいと思っていたし実際に通うことになりましたが、塾の誘導で私立の勉強も"させられて"いました。当時は第一志望でもないのにこんな難しい勉強やらないで良くないか、とか思っていましたが、公立入試の問題でどれくらい満点に近づけられるかというものより、当然満点を取れるわけない私立の勉強をして"天井を感じさせない"ような価値観を植え付けてくれたことは、大学受験でより難しい大学を目指すことのハードルを確実に下げてくれたと思うし、それと同時に受験の厳しさを早めに知ることができたんじゃないかと思います。ちなみに慶應志木を受けて普通に落ちました。
とりあえず人間何らかの形で「洗脳」はされているけど、受験勉強が終わった時点で受験勉強からの洗脳というものは不必要になるから、自分自身を縛っていた考え方に早く気付いて価値観を修正していったほうがいいし、自分はその修正にだいぶ時間がかかってしまったなと思います。まあ今思えば自分がやってて得意だなとか、自信を持てたとか思う経験が受験くらいしかなかったので視野が狭まっていました。
自分も合格発表の当時はもちろんそれなりに嬉しかったし、自分の行ってきた勉強?努力?に感謝していました。でもその成功がどの程度自分の努力によるものかを考えると、少し釈然としない気持ちになります。そもそも過去の努力について振り返った所で何かが生まれてくるわけではありませんが。
そもそも、こういった動機付けとしての洗脳を受ける機会がない人もいますよね。自分はたまたま塾産業が盛んな首都圏で生まれ育って、経済的にもそれなりに課金できる程度だったため、受験生を全国規模で比較したときに、かなりの環境の下駄を履かせてもらったなと感じます。
にわかなので間違えていたらすみませんが、教育問題の1つとして首都圏と地方との教育格差が挙げられると思います。
地方の人口が減ってきているというのも要因の一つだと思いますが、学力差というものもあると思います。(地方の高校の進学実績の推移を見ないと判断はできませんがそこまでする気はないです)どの地域のどの家庭で育つかでほぼ決まるというのは前々から思っていましたが、その固定化がさらに進むとなればなんか空しいですね。自分が過程をもって子どもを育てるときに悩みそう、そういえばそもそも結婚できるか怪しいんだった。
こういうのを考えると「平等」とか「道徳的な運」とかそういった話につながりそうですが、その方向に自分が詳しくないので終わりにします。
受験の話としては最後になりますが、自分がある意味受験の勝者的な立場なのに受験を"どうしようもないもの"として話すのは、特に上手くいかなかった人には失礼かなと思う面があるし、実際反感を持つ人も少なくない気がします。その点失礼しました。
自分も今シーズンの振り返りと来シーズンの目標を書きたいと思います。
今シーズンは高3の時のシーズン並みにに記録を伸ばすことができて、数字上は良かったです。800mは2:00.03(2023/6/25) → 1:57.69(2024/8/11)、1500mは4:10.56(2023/6/18) → 4:03.94(2024/6/29)でした。
タイムの上ではいい感じですが、今シーズンほど継続して練習に取り組めなかったシーズンは今までで初めてでした。
昨年の3月あたりのシーズンイン直前に、Jog用のシューズを新しいのに変えて練習した初日に、長腓骨筋腱炎をケガしたところから始まりました。これの影響で学連春季には出場できず、シーズン初戦が北医体だったような気がします。自分はこのケガをするまで、プロネーションとかサピネーションとかの概念を知らずにいました。その時使っていたシューズが何かは忘れましたが、自分の脚の接地とは合わず、オーバーサピネーション(過度の回外)を起こしてしまったために発症してしまいました。皆さんも気をつけて下さい。
シーズン中は6月と9月-10月にかけて2度シンスプリントを発症しました。これは適当に休んでいれば治ったので良く分かりませんが、膝より下の筋肉が硬くなり過ぎていたんじゃないのかなと思っています。東医体などの夏の試合に出られずに終わったんじゃないかと思っていたのですが、タイミングに恵まれてセーフでした。これに関しては運が良かったです。
そして年明けから2月いっぱいまでは、右膝の腸脛靭帯炎になりました。これも原因は自分なりに考えましたが、まずは柔軟性の不足によって大腿の筋肉が固くなっていたことがあります。あとは、自分が偏平足寄りなので、脚が内側に倒れることで下腿の内旋が強くなって腸脛靭帯が引き延ばされてしまうことや、右の臀部の機能低下があったんじゃないかなと思います。実際、片脚立ちするときに明らかに左よりも右のほうが安定しないので多分そうです。
↓ 立脚中期に起こる骨盤swayと大腿外側組織の張り感について
中高時代は特にですが、ケガをして練習を中断しなければいけないといったことはありませんでした。これはケガに気を付けているとかいないとか、ケアをしっかりしているとかいないとかそういうことではなく、ただ自分の身体が耐えられる負荷の範囲内でしか頑張っていなかったんだと思います。競技生活の最後にしてみんなが中高時代に味わっていた経験をするとは何とも時代遅れ感が否めませんが、ようやく実感できました。もちろんケガをしないのが一番ではありますが。
現在はようやくJogや軽い負荷の練習であれば徐々に参加できるようになってきましたが、これからも気をつけながら強度を上げていきたいと思います。
3/8はちょうど中距離パートの追いコンがあった日でした。医陸の方の追いコンも既に済んでいることもあり、自分がどの環境に行っても一番上の学年ということになってしまいました。自分がこれまで部活にいて思うのは、自分が一番上の学年じゃないときの安心感って意外とあるなということです。
この安心感は先輩がいるとかそういうことではなく(もちろん上の先輩で目標とする人がいるとモチベーションにつながることもある)、自分が競技生活を過ごす上で上手くいかなかったことを1年回ってまたやり直せる可能性が残されていることから来る安心感なんじゃないかと思います。
自分はもうやり直せない学年になってしまいました。競技にそこまでの熱を注げるかという問題が残っていますが、それを含めて後悔のないシーズンとしたいと思います。
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