12/4 長井 考えてたこと全部書く
お疲れ様です。5年の長井春樹と申します。
今年も12月になりました。かなり冷え切っているのに加えて、日が暮れる時間が未だに早くなっていて悲しいですが、今年の仙台市の冬至を調べてみたところ12月21日 (日没16:20)ということでまだ先になりそうです。(っていう感じで、冬至は日の出から日の入りまでの時間がもっとも短くなる日だから、日没も一年の中で一番早いだろうと思ってたんですけど、その2つにはズレがあるらしいですね。初めて知りました。)
12/4のメニューはペース走でした。12/1に学連競技会があったため、各々攻めすぎないペースで行いました。自分らのグループは3:35/kmで10km-12km行いました。個人的にはいいイメージで最後まで走れたので良かったです。
自分は学連競技会で1年ぶりに5000mを走りました。記録は16分03秒で、25秒ほど自己ベストを更新することができました。8月の東医体後から軽くケガをしてしまい、それ以降断続的に休みながらの練習となり、継続した取り組みは出来ていませんでしたが、幸運にも(?)今年の最後を締める試合をいい形で終えることができたのかなと思います。
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学連競技会こそ出場できましたが、東医体後のケガでしばらく強度のある練習に取り組めなくなっていた9月-10月頃は、今シーズンはもうこれ以上何も試合に出ないつもりでいました。このように勝手にシーズンを締めた気持ちになって、陸上について色々と考える時間が長くなっていたので色々書きたいと思います。
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最初に、Twitterの引用から失礼します。
色々取り組むにあたり、年齢を重ねていくにつれて「結果」ではなく「過程」が評価されることは少なくなっていくのではないかなと感じています。そういった中でも、部活動というものは過程が評価される、または評価されるまで行かなくとも一緒に練習している人たちはその過程を知ってくれていると思います。
一昨年度の(中距離ではなく)医陸の追いコンで、B7の方が「部活動として陸上競技をやるのはこの6年間が最後」という言葉を残していました。詳しくは覚えてないけど。もちろん大学を卒業した後でも、陸上競技あるいは趣味としてランニングを楽しむことはできますが、部活動として競技を行うのには何か特別なものがあると思います。
この本の中で、自分自身が「いる」ことを保障する条件の1つとして、「感情の共有」というものを挙げています。
部活動というのは、お互いが共通の趣味を持ち、近い世代で、同じ所属(同じ専攻)で...など共通する要素が多く、感情の共有が起こりやすい土台が作られているなと感じます。
多少悲観的な見方かもしれませんが、大学を卒業した後は、何かに没頭できるものは見つけられても、それを共有する集団に所属できるかどうかは割と微妙なのかなと思います。部活動やサークルなど、一緒に何か活動する集団というものは当たり前に存在するものではないし、今ある環境に感謝しないといけないと思いました。
中距離ブロックの環境の良さは水曜のミーティングでも言及されていて本当にそうだなと思ってます。
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もう一つは、納得のいく辞め方についてです。
人の能力はあまりにも多様なので、同じ練習を行っていてもタイムが伸びる人/伸びない人がいたり、そもそもその負荷に耐えられずケガをしてしまったりなどがあると思います。
とくに陸上競技は数字で結果が出ることから、他人との比較が分かりやすいです。しかし、過去の自分がどのくらいの結果を残し、今と比べてどうなのかという過去の自分との比較も行いやすいです。
何らかの大会で入賞したり、表彰台に上る経験ができればそれ以上の喜びは無いと思います。ですが他の人との勝負にこだわるのはかなり心身がすり減ってしまうと思います。そのようなときには、自分が取り組んできたことを線として捉えるのが良いのかなと考えています。
もちろんスポーツをやるうえで他人との比較は避けられませんが、比較をするだけして自分のモチベーションを下げてしまうのは勿体ないのかなと思います。あるYouTubeの動画のコメント欄で、「登る山が違う登山なのに、たまたま交差した道で会った人の歩調が速いってだけで自分のペースが乱される」というコメントがありますが良い例えだなと思いました。
自分に関してですが、中高の頃の実力から考えると今の自己ベストなど出せると思っていませんでした。何なら全中標準ですら切れれば満足だなとか思っていました。陸上生活を最初から振り返ると、記録だけ見れば正直満足でいつ辞めても良いなと思っています。まあそれほど潔くないのでまだ続けるつもりです。
今までの取り組みとして、陸上競技を続けるモチベーションとしては後ろ向きなものが多かったのかなと思います。中高で満足いく結果が得られなかったから、大学でやってれば伸びるタイミングが来るだろうみたいなある意味ギャンブル的な考え方です。実際そのタイミングが来たので今の記録があるんだと思います。"運が良かった"と表現すると自分の行ってきた練習を自分で軽視してるようですがそんな感じです。大学6年の期限内に"間に合った"という感覚に近いです。
あと1年足らずになりましたが、自分にまだ目指せそうなことは何かを見つけていき、納得のいくラインを描いていきたいです。(色々書いていたらJogする時間なくなった)
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