3月29日(金) 飯田

谷口PCから最後に指名をいただきました。
卒業生の飯田です。

今日はたくさんの部員のみなさんにお見送りに来てもらえて嬉しかったです
ありがとうこざいました

ついに大学を卒業したわけですが、大学を卒業したというより、陸上部を卒業したという感覚です。それくらい私の大学生活において陸上部、中距離パートで過ごした時間が大きいものであったということだと思います。

同期のみんなの「中距離やろうぜ!」って誘いがなかったら今の私はなかったので、中距離の同期には感謝しています。ありがとう。

陸上競技は個人競技で、一人でもできる競技かもしれません。でも私は部活動という形での陸上競技が大好きです。
一人では甘えてしまいそうな場面でも、競り合う相手がいるから全力で走れるし、自分の結果以上に誰かのPBが嬉しかったり、逆に誰かに自分の結果を喜んでもらえたり。結果が出なくて苦しいとき、あと一歩頑張ろうって背中を押してくれる人がいる。
一人で練習して自分のために走る。本来の陸上競技とはそういうものなのかもしれません。でも、自分の走りに期待してくれている誰かがいる、そのことを思い出すことで折れそうな気持ちが踏みとどまる瞬間があると私は思っています。そんなとき一人では見えなかった景色が見えると思うのです。

できることならいつまでもみんなと一緒に走っていたい。でももう時間のようです。
正直、東京に来た今でも、評定に行かないこと、気軽にみんなに会えないことが信じられないです。信じられない気持ちもあるけれどこの縁は部を離れても切れないと思うし、また評定に来てくださいねってたくさん言ってもらえたので、評定でみんなと練習できることを楽しみに、そして、そのときに笑顔でいい報告ができるように、新しい場所でも前を向いて生きて行きます。

いつも後輩一同を気にかけてくださっている千葉さん、院生になっても最前線にいるであろう同期たち、学部ラストイヤーを迎える3年生、部の中心となって伸び盛りの2年生、人数は少ないながら存在感のある1年生、そんな個性あふれる中距離パートのこれからを応援しています。

私が最後の最後まで競技者でいたい、結果を出したいと思えたのは中距離のみなさんのおかげです。みなさんと過ごした時間は私にとって一生の財産です。ありがとうございました。
それでは、また会う日まで

2019.3.30
平成30年度卒業生  飯田 夏生

東北大学学友会陸上競技部 中距離パート